【2023年版 100万得する!】3分でわかるこどもエコすまい支援事業

こどもみらい住宅支援機構の後継となる補助金制度が新たに始まります。内容としては、ほとんど【こどもみらい住宅支援事業】と変わりませんので名前を変えて住こどもみらい宅支援事業を延長すると思って頂ければと思います。

また、申請については基本的に業者に任せおけば問題ありません。

ここでは必要最低限知って欲しい所だけを抜粋していますので詳しく知りたい方は国土交通省ホームページを参照してください。

国土交通省こどもエコすまい支援事業詳細はこちら

注意

エコすまい支援事業は一定の省エネ性能を有する住宅は対象外です!

品確法に基づく日本住宅性能表示基準(平成 13 年国土交通省告示第 1346 号)で定める
断熱等性能等級4 かつ 一次エネルギー消費量等級4の性能を有する住宅は対象外となります。

目次

概要

エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能  (ZEHレベル)を有する新築

住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年カーボンニュートラルの実現を図ることを目的とします。

https://www.mlit.go.jp/index.html

こどもエコすまい支援事業 早見表

こどもエコすまい支援事業の知って欲しい所のみ抜粋

新築注文住宅新築建売住宅リフォーム
補助対象・条件・令和4年4月1日時点で18歳未 満の子を有する世帯
・令和4年4月1日時点で夫婦いずれかが39歳以下の世帯

・50㎡以上
令和4年4月1日時点で18歳未 満の子を有する世帯
・令和4年4月1日時点で夫婦いずれかが39歳以下の世帯

・50㎡以上
全世帯
家族構成によって上限金額
変動あり
請負契約・売買契約時期令和4(2022)年11月8日~令和5(2023)年12月31日 令和4(2022)年11月8日~令和5(2023)年12月31日 令和4(2022)年11月8日~令和5(2023)年12月31日 
補助金額100万100万【補助額上限】
<子育て世帯・若者夫婦世帯>
・既存住宅購入+リフォーム:60万円/1戸
・上記以外:45万円/1戸
<その他の世帯>
・安心R住宅購入+リフォーム・45万円/1戸
・上記以外のリフォーム:30万円/1戸
対象の住宅性能ZEH
Nearly ZEH
ZEH Ready
ZEH Oriented

長期優良住宅
認定炭素住宅
性能向上計画認定住宅
ZEH
Nearly ZEH
ZEH Ready
ZEH Oriented

長期優良住宅
認定炭素住宅
性能向上計画認定住宅
・いずれか必須:
①窓・ドア断熱(ガラス交換・内窓設置・外窓交換・ドア交換)
②外壁・屋根・天井・床断熱
③エコ住宅設備の設置
・任意:④子育て対応改修 ⑤耐震改修 ⑥バリアフリー改修 ⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 ⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
・住宅の所有者が発注者であること
・上限30万円超となる場合は発注者が居住すること
※所有者=リフォーム住宅の所有者(法人も可)、居住者または管理組合・管理組合法人
・申請する補助額の合計が5万円以上であること

対象世帯

子育て世帯

令和4年4月1日時点で18歳未満の子を有する世帯

若者夫婦世帯

令和4年4月1日時点で夫婦いずれかが39歳以下の世帯

補助額

購入形態補助金額
注文住宅100万
建売100万
リフォーム60万 or 45万 or 30万

新築 一律100万円

建売 一律100万円

リフォーム 各世帯の状況によって異なるので下記図 参照

https://www.mlit.go.jp/index.html

申請方法

建築事業者が施主の代理で行います。

対象期間

契約対象期間

令和4年11月8日~令和5年12月31日までに契約した場合が対象です。

11月7日より前に契約した場合は受け取れません。また、11月8日以降に変更契約を行っても対象とならないので注意してください。

着工期間

こどもエコすまい支援事業の登録前に工事を始めてしまうと対象となりませんので注意してください。

※こどもみらい住宅支援事業の登録を行っている業者の場合は事務局開設日(令和4年12月中旬予定)

交付申請期間

令和5年12月31日までに建築会社から交付申請を行ってください。

予約制度

建築確認済証性能評価証明書が下りて着工を開始すれば補助金の予約が可能になります。しかし予約をしてから3ヶ月以内に交付申請をしないと予約が取り消されてしまうので注意が必要です。

予約可能期間 令和5年3月下旬から令和5年11月30日まで

※今回の支援総額は1500億円となっており、前回と比べると358億円ほど多くなっていますので予算が少なくなってきている状況になってきたら利用すれば良いかなと思います。

完了報告

令和6年7月31日までに完成させ、入居し住民票を提出して下さい

対象住宅

性能

下記住宅が補助金の対象となります。

ZEH

ZEHとは、net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味になります。つまり、家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家ということです。

Nearly ZEH

年間の一次エネルギー消費量を可能な限りゼロに近づけるのが「Nearly ZEH」です。都心の狭小地などで日照時間や屋根面積が限られている住宅が対象です。 日照時間が限られている地域だと太陽光発電装置を取り付けできず。1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下することが出来ないためZEHに近づけるためという意味で【Nearly】がついています。

ZEH Ready

これは、太陽光発電などによる創エネを必須にするのではなく、建物本体の性能(断熱、気密、換気)を上げて、基準一次エネルギーを50%減らそうという考え方です。

太陽光発電パネルや蓄電池のような設備機器は、将来的に価格が下がる、さらに性能は上がるだろうから、いますぐ取り付けしなくても大丈夫という考え方です。

ZEH Oriented

ZEHの基準は満たしているが、太陽光発電が見込めない狭小地の建物ということになります。

oriented(オリエンテッド)「~志向の・~を重視する」 ZEH思考の建物となります。

※長期優良住宅

良質な住宅をつくり、数世代に渡って住み続けられるよう大切に使う」ストック型の社会への転換を目指すことを目的とした制度。

※認定炭素住宅

二酸化炭素の排出を抑えるための対策が取られた、環境にやさしい住宅のことです。

※性能向上計画認定住宅

建築物省エネ法第30条に係る建築物エネルギー消費性能向上計画の認定が誘導基準に適合している旨を所管行政庁(都道府県、市又は区)が認定を行うものです。

※長期優良住宅・低炭素住宅・性能向上計画認定住宅は令和4年10月1日以降に認定申請(断熱等級5 一次エネルギー消費量等級6必須)したものが対象です。

オススメ性能

注文住宅・建売住宅ともに長期優良住宅がオススメです。

注文住宅の場合は長期優良住宅はZEHよりコストを建築コストが安くなるうえに、補助金100万円がもらえ、登録免許税や固定資産税などの税制優遇を大きく受けられるためです。

ZEH基準の建売住宅はほとんど市場に出回っていません。しかし長期優良住宅であれば大手のビルダーも取得しているケースがあるので狙いやすいです。

サイズ 床面積

50㎡以上の住宅が対象となります。

その他

土砂災害特別警戒地域などのレッドゾーンに立地している場合は対象外となります。

まとめ・注意

  • 簡単に必要なところだけを抜粋し記載しましたが、細かく知りたい方は直接、建築会社やリフォーム業者に相談してみましょう。

また、状況によっては補助金の日程や内容が変更になる場合もありますので十分注意してください。

コロナウイルスが蔓延し始めてからは住宅価格の高騰が続いています。そんなときこそ、補助金制度を理解し、上手に利用しましょう

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